阿郎的故事
シルビア・チャンが観たくて買ったDVD。 息子役のウォン・コンユン君の演技に泣かされました。 ユンファは長髪。これ、いったい何年の作品? アロンって漢字で書くと阿郎??? 鬼子来了 想像していたのとは違いました。 日本兵の日本語が怒鳴るように喋るのでちょっと聞き取り辛かった。 後でもう一度、見るつもりです。 鬼子は・・・・・・日本人のことを指すばかりではないのかも。 青いパパイヤの香り Trần Anh Hùng。 彼の作品の中ではこれが一番良いかも。観だした時にそう思いました。 心地よい穏やかな時間の流れ。植物を透かす光と影、通り抜ける風、小さな生き物達。 グラビアの写真のように素敵な空間。こんなベトナム、好きだなぁ・・・と思いつつ、そうじゃない、これはあくまで作り物の世界、現実のものではありません。 少女時代のムイがあのまま成長した姿がトラン・ヌー・イェン・ケー演ずるムイになるのはいささか無理があるような気がしますが、後半もピアノの調べと相まって観る側が期待する心地よい画像が続きます。 最後は結婚したらしい妊婦姿のムイが綺麗な黄色い服を着て朗かに詩を朗読するシーンで終わります。 貧しいけれど雇い主に恵まれ、惨めさのない生き生きした少女が成長し文字を覚え、好きな男性(資産家の作曲家)と家庭を持つ。素晴らしい。 お洒落な心地よい映画だったのに、最後のシーンで急降下してしまいました。 6月から香港で新作の撮影に入るそうです。 ★トラン・アン・ユンの映画の音楽を担当しているトン・タ・ティエのサイト
by grandma-alice
| 2007-06-16 14:48
| 本・映画・音楽
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Comments(2)
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sabunori at 2007-06-16 21:28
私も最近観たのですが「鬼が来た!」にはガツン!とやられましたー。
2人を置いていったのは一体誰だったのでしょう。 あの日本人兵のいきなり豹変する姿に戦慄が走りました。 「阿郎的故事」は邦題「過ぎゆく時の中で」・・・でしたっけ? あの周潤發の長髪には腰を抜かしそうになりました、私。 ラストもえぇ~っ!っていういきなりの展開であっけないラストでしたよね、 確か・・・。
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grandma-alice at 2007-06-17 15:19
「鬼・・・」はsabunoriさんの記事を読んでいたので見かけたら買おうと思っていました。よく出来た映画でした。出来るなら日本語部分も字幕で見たかったです。そこだけ耳障りで・・・・・・。
実はマー役のおじさん(監督ですよね~)が気に入ってしまったのでそのうち探してみようと思います。 2人を置いていったのは・・・人間の疑心暗鬼を試す神様??? 公開時の事情を思うと八路軍でしょうかね。 ユンファはちょっと影が薄いと言うか情けないというか・・・シルビア・チャンや子役のウォン・コンユン君のほうが魅力的でした。 何か古くてしょうもないようなものばかり拾っていますね^^;
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